国家の無駄遣い削減を急げ! 景気対策を急げ!

社会保障と税の一体改革の素案が3党で合意に至った。
ここで、非常に気になる点に言及致したい。

それは、「消費税を上げる前にやるべきことはある」との意見である。ご尤もである。

国民に負担をを掛ける前に為政者は自らの負担を限界まで正しておくべき、との意見だ。

事を為すにあたって、成功を収めるべき正論である。

これは言われてするべきものではなくて、自らが実施しようとすることを成功させるために、自ら率先して行うべきものだ。

翻っていうならば、今回、社会保障と税の一体改革の案に3党が合意したならば、順序が逆になってはしまったが、

「国家の無駄遣い削減」を最大限急がなければ、今回の3党合意も納得のいくもにはならない、いうことだ。

それともう一点。
景気対策。

角を矯めて牛を殺す、という諺がある。
今回の社会的負担の増大で、

(1)家計の負担が増加し、消費が冷え込むこと
(2)企業の売上低下で投資が減ること
(3)政府として不景気拡大でかえって税収が減ること

この(1)(2)(3)は、どの項目もGDPの減少要因である。

経済政策においては、理論上、乗数効果という景気刺激策があるが、今回の国民の負担増加で、上記の諺のようなことが起こらないように、政策の選択と集中、つまり乗数効果を最大にするような財政の実施を期待する。

具体的には今回の合意事項の「景気対策の実施」を緊急かつ大幅な実施を切に期待するものである。

国民から税と社会保障費をお預かりする。そして、行政サービスとして、国民へ乗数効果で価値を高めてお預かりした税、そして社会保障費をお返しする。

この理論としては非常に単純明快なお金の流れを出来るだけ多くの方に納得する形にすることが政治家の仕事なのだ。