6年前の総選挙で自民党が大勝、民主党が大敗。
2年前の総選挙で自民党が大敗、民主党が大勝。

アメリカの国会議員の友人に聞くと、このような状況が不思議らしい。
このような状況は、アメリカでは決して起こらないからだという。

少々の議席の移動で、共和党と民主党の間で政権交代はある。
しかし、「大」という勝・負の差が都度起こるようなことは無いのだという。

それは、国民が各政党の基本理念の相違点を、確りと認識しているからだ
という。これは、アメリカだけではないであろう。

実現可能な経済マニュフェストでは、政策に大きな差は無い。何故なら、
使える財源が限られている中、新しい大きな項目は作りにくいからだ。

では、政党の違いのうちで最も大切な部分は何かというと、それは、
「外交、防衛、教育」という国家の根幹部分である「理念」なのだ。

先日、普天間基地移設で日米関係にヒビが入ったが、日米同盟を柱とする
日本の外交・防衛についての、自民党の考え方と民主党の考え方の違い。

国旗の日の丸、国歌の君が代への考え方において、、自民党と民主党の
考え方の違い、等等。

アメリカは、国の成り立ちからして、このような「国」に対する国民の意識が
非常に敏感である。そこで、外交・防衛。教育に考え方が非常に明確だ。

一方、日本は陸続きの他国も無く、緊張感を持つことなく、長い歴史を
過ごして来た。他国からの、血の滲む様な圧制を経験せずに来た。

したがって、政治に対する意識は、世界的に見ても非常に気薄であるのだろう。
また、為政者も余りにも酷い圧制をしなかったからであろう。幸福であったのだ。

しかし、これからは、そうは行かないだろう。

世界はこれから、食料、水、エネルギーが枯渇する。人口爆発と世界の
情報・技術の共有化で、益々、競争が激しくなる。

のんびりとしていては、今までのような生活レベルは保てない。世界との競争に
勝つ、日本に作り変えてゆかねば成らない。否が応でも今以上の競争が発生し、
勝って行かねば成らない。

もし、そのような方向を取らないのであれば、生活水準は下がり、それでも満足を
感じるような、新しい価値基準を考え出す必要があるだろう。

私は、今の生活水準を守りたい。日本の国土も領土も守りたい。
そのための、競争を勝ち抜く日本を作りたい。

そのために、政治はどうあるべきか。そこに初めて、「外交・防衛・教育」などの
国家の根幹部分を支える理念が考え出されるである。

読者の皆様の、外交・防衛・教育に対する理念はどのようなものでしょうか。
政策運営の実態にのみ、今、政党支持・不支持の意思表明がなされているようです。

理念を基本に、考えて見られては如何でしょうか。