- 2011.05.28
- 政治・議会
政策の考え方
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民主党のマニュフェストが実行不能であり、その呪縛に縛られた鳩山・菅政権は
右往左往するしかなく、行き詰まった。更には、今回の大震災の対応についても、菅政権には非難轟々である。
何故、このようなことになるのだろうか。答えは簡単。
ただ、このことは、民主党政権だけでなく、自民党や他の総ての政党が陥りやすい
政治の罠のようなものである。つまり、「国民ウケ」をするかどうかのみを、政策の決定根拠にしていることだ。
当然、その先には、「選挙に勝つ」という目的がある。「選挙に勝つ」目的のみを果たすために、政治を行っては、国家は崩壊する。
政治家が持つ政治の目的は、ただ唯一、「真の国民の幸福」のみとするべきだ。イソップの童話だったか。アリとキリギリスの話がある。
今の政権は、キリギリスであることを国民に推奨する政権。
我々の政党は、苦しくともアリであることを、国民に推奨する政党でありたい。