- 2011.05.27
- 政治・議会
内閣不信任案の提出
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来週あたりに提出がなされるかもしれない。その趣旨は如何に。
先ず考えられるのが、単なる菅内閣への不信任の表明。
成立したら、菅総理が総辞職し、民主党内で総理をたらい回しか。次に考えられるのが、民主党内の小沢グループの結束力のあぶり出し。
仮に、その議員達が民主党を離れたとしたら、その議員達と我々は結束するか。
それは難しい。国会議員の連携は、先ず、主義・主張が同一でなければならない。
国体・外交・防衛・教育など、根幹政策が同一でなければ結束してはならない。ということは、今、内閣不信任案を出しても意味が無い、というより、いいことは
何も無いと言いたい。しかも、今は震災復興第一であるべき時期。
果たして、内閣不信任案の提出に、真の国民の理解は得られるのだろうか。腰を据えて、復興に尽力する懸命の姿にこそ、国民の理解は得られるだろう。
私は、今、内閣不信任案の提出には疑問を呈したい。