- 2011.08.12
- 関の考え方
環境について
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今日は、「環境」関連のうちでも「自然」について。
私は驚くほどに住居が変わりました。初めは祖父の家からスタート、賃貸住宅、家の新築、浪人生活、大学生時代、社会人の独身寮、結婚して賃貸マンションへ。子供が育ち、少し広い所へ。
転勤で関西から東京の社宅へ。議員になって宿舎へ。宿舎建て替えでまた移転。落選でまた移転。
家族も堪ったものでないですね。このように住む場所が変わるたびに、一番初めに私がすることは、住環境の周りにどれほど自然があるのか調べることでした。
青い空が大きく見えるか、高いビルに囲まれて空が狭くはないか、風は通るか、家から山は見えるか、山が見えなければ、公園や神社仏閣の大きな樹木はないか。
海は近いか。流れの見える大きな川は近くにないか・・・・・。また更には、鳥の姿は見えるか、虫はいるか、魚はいるか。
自然が生活の周りにしっかりあると、心が落ち着きますね。心がリフレッシュされます。疲れも取ってくれるように感じます。有難いことです。
ここまで言うと欲張りかもしれませんが、これらのうち、どれか一つでも欠けていますと、寂しさを感じてしまいます。
一番初めにスタートした祖父の家が、すべての条件を満たしていたからかもしれません。通常では、そのような環境は稀ですね。
自然を見ていると何故か癒されます。不思議ですね。
私は、自然のそれぞれの中に、命の源があり、それを感じることによって、自らの命が共感を感じ、「安心」し、心も体も癒されるのではないかと思います。
力強い真夏の青空、朝の涼しい風、新緑の若葉、キラキラ輝く春の海、川のせせらぎ、川面の輝き、小鳥のさえずり、虫の声、川魚の影・・・・・。命そのものですね。
命が好きです。命あるものが大好きです。命を大切にしたい。
このような気持ちで暮らしていると、自然との共存、考え直さなければならないこともたくさんあります。
科学の進歩、技術の進歩、人類の発展には凄まじいものがあります。
ただその時に、何にもまして、自然との調和、自然との共存、確りと整合させてゆくことが我々の務めと思います。