- 2011.06.11
- 政治・議会
復興基本法が衆議院通過
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3ヶ月も掛かった。
このような事態には、先ず、骨組みだけを早く採決してしまって、肉付けの第二段は、順を追って進めていく方がよいと思う。そのほうが早かっただろう。
一度に纏めてしようとしても、後で判明して対処すべき項目は山ほど出てくるであろうし、また、そのように課題が出てこないようでは認識不足だろう。
とはいっても、法案を通すためには、物理的に時間が掛かる・・・ということを菅政権は言うかもしれない。 しかし、人の命は、待ってはくれない。
非常事態のときほど、既存の組織がフル活動しなければならない。俄仕立ての組織は、このようなときには残念ながら、効果が薄い。
つまり、既存の組織が如何にフル活動できるようにするかが大事なのだ。
初めて政権を取った民主党。既存の組織である官僚をフル活動させているだろうか?大変疑問である。政治主導にこだわって素人主導してはいないか?
今、未経験の非常事態だけに、民主党政権は、第一党ながら歴史上初めて、経験の長い自民党に自ら政権を渡して、協力要請するのだろうか。
どうも、その気配は無さそうだ。もう、民主党の代表選挙の話で、党内が持ち切りのようだ。ポジションの奪い合いに話が行っているようで悲しい。